より健康な歯をつくるために!予防歯科徹底ガイド

>

自分でできる予防歯科

正しく歯を磨けていますか?

歯を磨く時は、1か所につき20回以上、歯並びに合わせて歯ブラシを動かしていきます。
でこぼこしている前歯などは、歯ブラシを縦にして、毛先を上下に細かく動かしながら1本ずつ磨きましょう。
背の低い奥歯などは、歯ブラシを斜め横から入れて、毛先を細かく動かします。
歯と歯茎の境目は、歯茎に対して45度の角度に毛先を当てて、歯ブラシを5mm幅程度に動かしていきましょう。

歯磨きをする際に気をつけたいのが、まず、歯ブラシの毛先を確実に歯と歯茎の境目や歯と歯の間に当てることです。
歯ブラシの毛先が開いてしまうと、きちんと歯に当たらず上手に磨くことができません。
そのため、歯ブラシは1か月で交換するようにしましょう。
そして力加減にも要注意です。
しっかり磨こうと力を入れすぎると、歯や歯茎を傷めてしまいます。
歯ブラシの毛先が広がらないくらいの軽い力で磨きましょう。

子供の歯を守る仕上げ磨き

子供が小さいうちは自分で上手に磨けないので、大人がきちんと仕上げ磨きをしてあげることが大切です。

仕上げ磨きをする姿勢は、小さくてまだうまく立てない頃なら大人の膝の上に寝かせてあげましょう。
歯磨き粉を使い始めたら、歯磨き粉を飲み込んでしまうので立って歯磨きをするようにしてください。

磨き方ですが、前歯を磨く時は上唇と歯茎をつなぐスジの部分に歯ブラシが当たると子供が痛がるので気を付けましょう。
上唇を持ち上げて歯と歯茎の境目が見えるようにし、歯ブラシを持っていない方の人差し指でスジの部分を覆い、歯ブラシが当たらないようにします。
奥歯は歯ブラシを奥から前に動かしていきます。
奥歯のかみ合わせ部分の溝に歯垢が溜まりやすいので、丁寧に磨きましょう。

仕上げ磨きで大切なことは痛みや不快感で子供を歯磨き嫌いにしてしまわないことです。
力加減に注意し、子供が飽きないうちに手早くかつ丁寧に磨きましょう。


この記事をシェアする